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人間関係を苦手にしているのは自分自身

 

精神的な健康にとって、人と人との繋がりは、とても重要な意味を持っています。私たちは家族や仲間、友達など、身近な人達との人間関係の中で、自分らしさを日々確かめている面があります。

 

しかしそんな人間関係に多くの人が悩んだり苦しんだりしており、「上手く人の輪にとけ込めない」「気が付くと自分だけが浮いている」などと、苦手意識を持っている事が少なくありません。

 

人間関係に苦手意識を持っている人は、一体どのように克服したらよいのでしょうか?そのためには「タテの人間関係」と「ヨコの人間関係」について知る必要があります。

 

 

タテの人間関係

 

タテの人間関係は「力の関係」を意味していて、片方が強い態度に出ると、相手は弱気な態度をとるというように、一方の行動が相手側に逆の反応を引き起こしやすい事が解っています。

 

こうした関係性は親と子、教師と生徒、上司と部下などの上下関係によく見られますが、上下関係がない対等な立場であるはずの、夫婦や友達同士でも起こります。

 

このようなタテの関係性では、上の立場にいる人が厳しければ、下の立場にいる人はどんどん萎縮し、そしてそんな気弱さを上の立場にいる人は腹立たしく思い、さらに強い態度をとり、下の立場の人達は居場所が無いような気持ちに追い込まれていくという悪循環を生みます。

 

タテの人間関係には、強気な気質と弱気な気質が極端な人に表れやすいです。

 

強気ばかり気質は上の立場になりやすい

 

強気ばかりの気質とは、他人の気持ちなどは構わずに、いつも自分の考えがその場の結論になるように物事を進めていきます。

 

しかし誰かから批判される事を酷く気にして、ますます命令的な態度になる為に、孤立しやすく安心感や信頼感を伴う人間関係を作る事が出来ません。

 

いつも弱気な気質の人は下の立場になりやすい

 

弱気な気質の人は、何でも相手の言う通りに振る舞おうとして、相手の嫌がる事や摩擦となりそうなことは一切やらずに、自分にとって嫌な事や傷つくことでも文句を言いません。一見、相手を尊重しているように見えますが、実際には相手の言葉や態度の表面を追っているだけです。

 

強きも弱気も適切なスタイルではない

 

どちらも見かけは相手に向かっているようでも、実際には自分の世界に入りこんでしまい、本当の意味での人間関係が持てていない状態と言えます。
またそのままでは、お互いにますます行き詰り、現実の問題を解決する糸口を見つける事は出来ません。

 

ですから自分の人間関係に疑問や悩みを感じているのなら、「自分は強気になり過ぎていないか」「弱気になり過ぎてはいないか」と、自分の行動を振り返り、少し態度や言葉を工夫してみるとよいと思います。ちょっとしたきっかけで、今までとは違った人間関係が出来てくることもあります。

 

 

ヨコの人間関係

 

ヨコの人間関係というのは「距離の関係」を意味しており、お互いの距離の取り方にポイントを置いた人間関係です。

 

普段の人付き合いにおいて、こちらが近づくと相手も近づき、遠ざかると相手も遠ざかるという「相互作用」が起きています。

 

片方が気軽に話しかけると相手も笑顔で答え、堅苦しい雰囲気で向かってこられると、こちらも身構えてしまうというのは、日常的に誰でも経験している事です。

 

タテの人間関係では上下の強弱を意識して押し付けるような関係性を作りますが、ヨコの人間関係ではあまり身構えず、押しつけがましくない程度に、双方が近づく工夫を繰り返していくので、「相手が自分を受け入れてくれない」と思い悩む事も少なく、また上手くいく事が多いです。

 

人間関係をスムーズにする基本は「あいさつ」

 

日本では古くから縦社会が重んじられ、またそのような教育を受けてきているので「世代を超えたヨコの関係」というのは作りにくい社会です。

 

しかし縦社会であっても、強気で威張り散らしたり、弱気でただ従うのみという、関係であったりする必要はありません。タテであってもヨコであっても、相手を尊重する事が一番大事なんです。

 

積極的に自分からあいさつを!

人間関係を良好にしていく第一歩は「あいさつ」です。「おはようございます」や「こんにちは」など、日常のあいさつを待つのではなく自分から発するようにします。

 

自分から積極的にあいさつをするように心がけていると、自分の態度も明るく良い方向へ変わっていき、周囲にも良い空気をもたらすことが出来ます。
またあいさつの他にも、会話の際のあいづちや笑顔なども意識すると、人間関係をよりスムーズにする効果をもたらします。

 

自分の立場は?

普段から「強気で威張り散らしている上司や先輩」「いつもビクビクとしている部下や後輩」、自分がどういう立場にいるのかは、自分と自分の周囲を見ればわかりますよね。

 

あなたの周りに、ついてきてくれる人はいますか?
あなたは孤立していませんか?

 

もし人間関係で悩んでいるのなら、まずは自分から笑顔であいさつをしてみてはいかがでしょうか。

 


 

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