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もっと遠慮せずに怒りましょう。

 

今の世の中、心の中に怒りのパワーをため込んでいる人がたくさんいます。でもその怒りを出さないでため込んでいるから、ストレスもどんどん大きくなり、うつ病や神経疾患を患ってしまうのです。

 

正当な怒りを抑え込んでばかりいると、不当な扱いも屈辱的な事も、次第にそれが既成事実になってしまいます。そうなればなるほど、怒りをぶつける事がますます難しくなり、ストレスばかりが溜まり、しょうもない八つ当たりや癇癪を起こしてしまうのです。

 

悲しみや辛い気持ちはセーブせずに、泣いたりして発散することができるのに、怒りの気持ちだけをセーブしなければいけない理由はありません。外に出す怒りが、正しい怒りであるかを理解しているなら出すべきです。

 

怒りをコントロールするには、素直に怒っていく事です。抑え込んだり我慢をするから、コントロールが難しくなるのです。言い訳を見つけて、自分の気持ちにウソをつくのをやめていきましょう。

 

 

怒りを我慢する必要性はありますか?

真面目で責任感の強い人ほど、「悔しいけれど我慢をしなければ」「みんなも我慢しているんだから」「怒ったら負けだ」などと考えており、例え腹の立つことがあっても「それは自分の我慢が足りないせいだ」と、言い聞かせて怒りを我慢してしまいます。

 

我慢するというのは痛みに耐える事です。精神的な痛み、身体的な痛みがあっても訴えずにじっと耐える事です。日本には昔から「我慢は美徳」というのがありますが、我慢するのは美徳でも何でもなく、海外からすると異常と思われています。

 

病気と同じで、怒りも消せる痛みです。「怒りを我慢しなくちゃいけない」という思い込みは、間違っている事にそろそろ気づくべきです。

 

我慢をして報われることはない

我慢をしていて「報われた」と思う事はどれくらいあるでしょうか。あなたを精神的に苦しめる輩がいたとして、我慢していれば相手はやがて「ごめん、悪かった」といってくれるでしょうか。こんな事は万に一つもないと思います。

 

精神的に苦しめてくる相手、特にいじめをする輩などは、そもそも「いい気味だ」としか思っていません。またいじめる側やそれを放置している周囲の人間は、イジメられる側が自殺すると必ず口をそろえて、「そこまで苦しんでいるとは思わなかった」あるいは「そうは見えなかった」といいます。

 

つまりどれだけ辛い思いをしていたか、我慢をしていたかなど、自分が同じように痛みを感じない限り、他人の痛みを決して理解しようとはしない人間は、当たり前のようにいるのです。

 

これらを考えると、我慢をする事に何の意味があるのでしょう。嫌であれば我慢をせずに、「やめて」と声を出して本気で怒るべきなのです。

 

怒りを暴力に変えるのは人として弱い

「怒りは暴力を行使する事」と考える人がいます。現に中東をはじめとして、戦争が今も続いている場所では、怒りが暴力という形で出されています。

 

このような現実を見ていると、「怒りは暴力に発展する」と考え、やはり「怒らない方が平和」と思ってしまいます。しかしそれは間違いで、歴史上、決して暴力に頼らずに自分の正当な怒りを主張し、また変えてきた方がいるのもまた事実です。

 

怒りを暴力に変えるのはとても簡単な事なのです。でもそれは、上手に気持ちを伝えられない子供と同じなのです。暴力に走る人は「俺は上手に気持ちを伝えられないから、実力行使だ!」といっているのです。

 

上手に伝えられないというのは、伝えるという大事な部分を軽視してきたからです。「言葉で伝える」というのは、自分の努力次第でいくらでも出来るようになることなのです。つまり怒りのコントロールも同じことなのです。

 

 

「怒らない人は人間が出来ている」はウソ

「怒らない人ほど人間が出来ている」と思われがちですが、これは全くのウソです。そもそも怒らない人間なんていないのですから、「怒ったら人間が出来ていない」というのであれば、みんな人間としてできていません。むしろ怒らない人間の方が、人間として欠如しているのではないかと思います。

 

本当の意味では怒っていても、「八つ当たりや暴力を振るわない」「感情に任せて怒りをぶちまけない」「怒りで自分を見失わない」ということが出来ている人が、人間としてできているのです。ここをはき違えている人が本当に多くいます。

 

自分の正当な怒りを出すのは、悪い事ではありません。問題なのは、怒りを暴力や権力で行使しようとするから悪いのです。このような事をする人こそ弱く、人間としてもできていないのです。

 

怒りを抑えるのは自分を大きく見せたい

怒りを抑える気持ちの中には、「自分を大人に見せたい」とか「心の広い人間と思われたい」という理由を持っている方もいます。

 

カチンときても、「ここで怒ったら小さな人間と思われてしまう」と考え、「笑って流す」方を選んでしまいます。

 

でも何でもかんでも「笑って許す」という人は、ハッキリ言って信用されません。「良いものは良い、悪いものは悪い」という、はっきりとした主張を持っている人の方が、好かれますし信用もされます。

 

「怒らない人=心が広い」ではありません。怒っても伝わったのにいつまでもしつこく言わない、その後に引きずらない人が、本当の意味で心が広い人なのです。

 

怒りに共感してくれる人は必ずいる

人は大小さまざまな怒りを抱き、その怒りの理由も様々にあります。怒る事が悪いという風潮のなか、「自分が怒っても理解は得られない」と思ってしまう事もあるでしょう。

 

しかし不順な怒りではなく、しっかりとした正当性のある怒りであれば、必ず共感してくれる人がいます。だからこそ怒りを出す事に、我慢や躊躇をするのはやめましょう。

 

共感を得るも得ないも、まずは発信しなければ何も変えられないのですから。

 


 

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