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感情は考え方をどんどん変えていく

 

思考プロセスにおいて、「頭脳は知能や知性を受け持つ場所だから、冷静で客観的な答えを出せる」というのは大きな間違いです。人間はその時の気分で、判断や行動が変わっていくものであり、物事の考え方もその時の気分によって、大きく左右されます。

 

つまり思考プロセスは、感情が左右しているという事であり、同じ状況下であっても、その時の感情の受け止め方によって、考え方を変えていくのです。

 

また感情は、環境に非常に影響を受けやすく、嬉しい環境であれば嬉しい感情でいっぱいとなり、イヤな環境であればイヤな感情でいっぱいとなります。感情をコントロールするのはとても手強いものであり、更に悪い状況の中にいると、悪い方へ悪い方へと勝手に解釈をして、悪化していく性質を持っています。

 

 

「そういえばあの時も・・・」と思いだしてイライラするのはやめよう

 

脳は、過去のイヤな事や怒り・悲しみ・楽しかった出来事などを、記憶・保存しています。これらの記憶は現在において、過去と同じような状況下となった時に、「そいういえばあの時も・・・」と、当時の似た記憶を思い出す性質を持っています。これには感情が深くかかわっており、幸せな時には幸せな思い出が甦り、悲しい気分の時には悲しい思い出だけが蘇るという事が起こります。

 

これは心理学では「気分一致効果」といい、特に悪い方に作用すると、怒りや悲しみが増幅され抜け出せなくなるといった事に陥ります。何かのイヤな出来事がキッカケで、当時の腹立たしい気持ちが蘇ってきて「イライラしてきた」というのが、まさにこれです。

 

悪い方へ悪い方へと考えていくクセは、イヤな事が起こるとイヤな事を連鎖反応で思い出し、人を憎むとその人にされた酷い事を次々と思いだすという、記憶まで嫌な感情で塗りこめられてしまうのです。

 

イヤな想像は早急に断ち切るべき

 

物事を悪い方へ悪い方へと考えないためには、その考えを断ち切るのが、酷くならないための方法です。

 

最初に「悪いほう」へ考えてしまうのは仕方ありません。誰でも不安になったり、自信のない時には悪い結果を予測するのですから、流れとしてここを食い止めるのは、よほど楽観的な人でもない限り無理です。

 

しかしだからと言って、そこからもっと悪い方へと考えを進める必要は無いわけです。悪い方へとどんどん考えてしまうのは、自身の感情がやっている事なので、理性でその思考をストップさせることも実は出来るのです。

 

 

多くの人は負の感情に浸る

でも多くの人はそれができないと思っています。というよりもやろうとせず、自分から負の感情に浸りに行こうとしています。この行動もまた、悪い方へ悪い方へと考えていく結果なのです。

 

悪い考えが現れてそこから先へ進もうとしたら、「この考えはおしまい!」と、とにかく自分でそれ以上、先へ行くことをストップさせます。失敗しても何度でも繰り返していきましょう。そうすると次第に考えなくなります。また違う場面で、悪い事を考え始めたら、同じようにやっていきましょう。これらを継続していく事は感情のトレーニングとなり、悪い方へと考えていかなくなっていきます。

 

失敗したら「運」、成功したら「実力」と考えていく

 

結果が出てしまった事を、いつまでもクヨクヨと考えない事です。これも悪い方へと考えない為の基本的な心構えです。

 

失敗は何らかのダメージを与えてしまいます。自信を持って臨んだことであれば、なおさら心の中でガラガラと崩れていくものがあります。そうなると自分を過小評価しだし、あげくに被害妄想にまで陥ってしまうことすらあります。こうなってしまうと、感情はどんどん悪い方へと独り歩きしていくでしょう。

 

失敗は大きなダメージとして受けてしまいますが、失敗という現実から目をそらすわけにはいきません。成長を続けていく為には、潔く受け入れ気持ちを立て直し、次のチャンスに挑まなければいけません。

 

早く立ち直る為には、失敗をしたのは「運が悪かった」と諦める事。
決して「失敗は実力不足」とは思わない事です。そして成功した時には「実力」と思いましょう。

 

世の中には失敗を「実力」、成功を「運」という考え方もありますが、感情トレーニングにおいては、感情はいつもプラスな状態に持っていく事が重要です。その為には失敗は「運」、成功は「実力」という考え方の方が良いのです。

 


 

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