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感情を出すと嫌われる!?

 

その時々の感情の起伏をオモテに出してしまう人が、必ずしも嫌われるわけではなく、逆に相手の心を掴むという事もあります。なぜなら感情こそ、その人ならではの魅力を相手に伝えるものだからです。この事は、感情を出しても好かれる人でもお伝えしました。

 

では、感情を出して嫌われる人というのは、一体どういうことなのでしょうか。多くの人は「感情出すと嫌われる」「だから感情は出さない方がいい」と思っていますが、実は感情を出して嫌われる人は、「感情を出すこと自体が原因で嫌われているのではない」という事です。

 

では具体的に、「どういう場合が嫌われてしまうのか」ということを、次の項で詳しくご紹介していきます。

 

 

人に嫌われる三大要素「引きずる」「こだわる」「謝れない」

 

感情を出して嫌われる人というのは、間違いなく人から嫌われる特徴を持っています。それは「引きずる」「こだわる」「謝れない」という3つの要素です。

 

悪感情が出た時に、この3つの要素が前面に出てしまう事で、嫌われてしまうのです。逆に言えばこの3つの要素が無ければ、感情を出しても嫌われる事は無いでしょう。

 

引きずる

引きずるというのは、自分の中に沸いた悪感情を、いつまでもしつこく引きずるという事です。これは「気持ちの切り替えができない」という事であり、どんどん気持ちが悪い方向へ傾き、周囲へも影響を及ぼしていきます。

 

例えば職場の同僚に対して、ものすごく腹が立つ出来事があった場合、その人を目の敵にして、ずっと嫌い続けるというのは典型的なパターンです。

 

こだわる

こだわるというのは、「自分の感情に過度にこだわる」という事です。「自分は悪くない」「自分が気分を害したのは相手が悪いからだ」というような考えに、固執してしまうパターンです。

 

感情的な問題が起きた時というのは、片一方が完全に悪いという事はありません。しかし固執した考えの人というのは、自分が一度感じた事を変える事に、非常に強い抵抗感を感じます。

 

でも「さっきはこう思ったけど、よく考えたら違っていた」という事は、あって当然の事であり、「あって当然」という見方ができないと、周囲と上手くいくことができません。

 

謝れない

謝れないというのは、「自分の言動や行動を振り返って、謝るべきなのに謝れない」という事です。これは感情云々というより、人間同士のマナーの問題ともいえます。

 

「自分は間違っていない」「相手が悪い」という思考の持ち主にとって、自分の非を認めるという事は「負け」を意味します。しかし本来人間関係というのは、「勝ち負け」ではなく「お互い様」の関係であるはずです。

 

このように強情な姿勢をとっても、周りから煙たがられるばかりで、嫌われるのがオチとなってしまいます。

 

 

配慮が全くない出しっぱなしの感情

 

自分の周囲の人で、「感情むき出しで怒って、その後はなだめても、口も利かず無視し続ける」というような、態度を硬化させたままの人っていませんか?

 

このような人がいると特にチームとして動いている場合、一向に物事も進まなくなり周囲は大変困ります。でも実はこのような人って多いのです。

 

感情を出す事は決して悪い事ではありませんが、周囲の状況や人の立場を無視した、悪感情の赴くままの振る舞いは、嫌われてしまうだけです。

 

相手が逆らえないような立場を利用すると嫌われる

 

人間が精神的に最も深く傷つくのは、自己愛を傷つけられた時です。上から目線で見下されバカにされたり、自分の立場が低い事や、弱い事を様々と思い知らされたりすると、自己愛は特に傷つきます。

 

このパターンは、特に職場の上司と部下の関係、学校の上下関係、先生と生徒の関係、夫婦間の関係などで起こります。現代では「パワーハラスメント」と言われています。

 

人は自分が優位な立場にあって、相手が逆らえないような状況では、心のコントロールが効きにくくなってしまうために、このような事が起こってしまいます。相手の自己愛を傷つけるような言動をしていると、「相手の心の中に恨みや憎しみ植え付けている」という事を、忘れてはいけません。

 

 

相手の絶対的な地雷を踏む人

 

カッとなった瞬間に理性を失い、相手にとって絶対に触れてほしくない、「地雷」を踏んでいくタイプの人がいます。また冷淡で陰湿なイヤミの中に、地雷を刺激するようなイヤなタイプもいます。

 

どちらの場合も発端は、何かしらの問題が起こっての事なのですが、相手の地雷を踏み始めると、肝心の問題はどこかへ吹き飛び、ほとんど個人攻撃のような展開になっていきます。どれだけ仲の良い関係であっても身内であっても、相手の触れられたくない部分を攻撃すれば、その関係は一瞬で終わると思ってください。

 

感情が暴走して、相手の地雷を踏むというのは、間違いなく人から嫌われる行為です。どんなに感情的になっても、「言ってはいけない事は言わない」という事は肝に銘じておくべきです。

 

自分の感情を客観視できない人

 

感情的になるというと、一般的には周囲に対して感情を爆発させるというイメージですが、中には、十分感情的であるのに爆発をしないタイプがいます。

 

「一見冷静なのに嫌味な事をネチネチとしつこく言う」「相手が気にしている事を繰り返し言う」「四六時中不機嫌な顔をしている」「恨み感情が消えず、ずっと根に持ち続けている」というような人は結構いますが、このような人は「不発型」とも言われ、いわゆる爆発をしないタイプです。

 

この手のタイプの人は、自分のこのような態度が、感情的であるということに全く気が付いていない事が多いのです。むしろ爆発するわけではないので、「自分は感情をコントロールできる人間」と思っています。これは自分の状態を、全く客観視できていないわけです。

 

自分で気づいていないのですから、自分の陰湿な感情が周囲に、どれだけ嫌な思いをさせているかも分かっていないのです。

 

 

道徳や正義を押し付ける人

 

意見の食い違いなどと世っとした摩擦が生じた時に、「道徳」や「正義」を振りかざす人は相当厄介です。なぜなら「道徳」や「正義」といったものを匂わす発言に対しては、非常に反論しにくいという面があるからです。

 

本来なら「あんたは何様だ」と言いたいところですが、言いくるめられていくと、その気持ちさえ萎えていきます。

 

このようなタイプは考え方が固定しており、物事の捉え方も偏っており、「物事には様々な考え方や見方がある」という、多様性を認められなくなっています。また世の中のほとんどが、グレーゾーンであることを受け入れられず、物事白か黒かでしか考えられないので周囲と対立しやすいのです。

 

相手との関係を計算できない人

 

相手と自分との関係性を分かっていない人というのは、心理的な距離感が分からず、また配慮も足りないので、周囲からは「無神経な人」と思われがちです。

 

世の中には、いくら悪気が無いつもりでも、うかつに発した一言で、嫌われる人がたくさんいます。これは「感情的になる・ならない」という以前の問題で、人間関係の計算ができていないためです。

 

人間関係の計算とは、要するに相手の心理や反応を推し量り、距離感を作っていくという事です。

 

人間関係の計算力を身に付けるには、とにかく場数を踏んで、感情交流の経験を積んでいく事でしか、身に付いていきません。場数を踏む事によって磨かれるのは「観察力」でありとても重要です。

 


 

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