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感情を出しても好かれているワケ

 

感情的になると「人からは嫌われて、それが元で人生がダメになる」と考える人はたくさんいます。そしてこの考えが「感情的=ダメ」という、決めつけになってしまうのですが、実際に感情的になっても嫌われる人と嫌われない人がいます。

 

感情的になっても嫌われない人というのは、感情を出すので起こると爆発しますが、普段から感情を抑えることが無いため、怒ってもすぐに収まります。また後になっても引きずるような事はありません。

 

一方で感情的になって嫌われる人というのは、常日頃から感情を出さず抑え込んでいるため、ネチネチと後味の悪い、また理不尽な怒り感情を引きずっています。またいつまでもしつこく嫌味を言ったり、恨みも買いやすく、人間関係においてもこじれやすいです。

 

このようなタイプは、溜め込んだものの量に比例して怒りの度合いは強くなり、長い事ためているので、噴出した時の怒りパワーは凄まじいです。世間を騒がせる傷害事件や殺人事件の多くは、この後者のタイプが起こしています。

 

現実的に修復不可能な状況を招き、取り返しのつかない大失敗に至るのは、普段から感情を出している人ではなく、感情を押し殺し続け、周囲からは「感情的ではない」と思われている人なのです。

 

感情を出しても好かれる人というのは、どのような人なのかというのを次の項で、詳しくご紹介していきます。

 

 

みんなから好かれようとは思っていない

 

感情を出して好かれている人というのは、「みんなから好かれなくちゃ」というような事は気にしていません。「たとえ自分を嫌う人がいても、自分に共感してくれたり理解してくれている人もいる」という事を感じています。

 

しかし「感情を出すのはダメ」と思う多くの人は、「みんなから好かれたい」「みんなから嫌われたくない」と思っています。

 

この「みんな」というのも、自分の周囲の人というよりも「誰からも好かれたい」という、不特定多数を指す事が多いのですが、普通に考えても「すべての人から好かれたい」というのは無理な事ですよね。

 

感情を素直に出す人は基本的にポジティブ

 

感情を素直に出す人というのは、基本的にポジティブ思考である事が多いです。とにかく毎日を明るく楽しく過ごしており、小さなことでも幸せを見つけています。もちろんポジティブ思考であっても怒ったりはしますが、その時には溜めずスッキリと出しています。

 

また感情的になるというのは、怒ったり泣いたりするばかりではありません。「楽しい」「嬉しい」というのも感情です。感情を出して好かれている人というのは、この「楽しい」「うれしい」という明るい感情もストレートに出しています。その結果、周囲も明るく楽しくしてしまうので、より一層好感を持たれます。

 

しかし「感情的になるのは良くない」と思っている人は、この「楽しい」や「うれしい」という感情でさえ、抑え込んでいる事があるのです。

 

 

共感する能力が高い

 

感情を出して好かれている人は、共感能力が高い傾向があります。

 

共感能力とは、相手の立場や背景情報などを理解して、相手の感情を含め、心理的な要求をキャッチできる能力であり、「相手の立場だったら自分はどんな感情を抱くだろうか?」という事を、想像する事ができる能力です。

 

共感能力が自然と身に付いていて、日ごろから発揮している人というのは、周囲から好感を持って受け入れられています。人間関係にそのようなベースがあるからこそ、例え感情的になってしまっても、簡単に関係が壊れてしまうという状況にはなりません。

 

相手への共感は自分を知るより難しい

相手への共感は、相手の感情を知ることから始まりますが、これは自分の感情を知る以上に難しい事です。なぜなら時と場合によっては、相手は本当の感情とは違う言動をしている場合もあるからです。

 

「相手の勢いに飲み込まれ、ただ話を合わせている」というのは、共感しているとは言えません。相手に従ってしまっているだけです。

 

本当の共感とは、「言葉や表情や態度が、本音そのものを反映しているのか、本当は違う所にあるのか」というような事まで、読み取ってこそなのです。

 

隠し立てのないストレートな感情表現をしている

 

自分の感情を隠し立てしたりせず、ストレートな感情の出し方は、時に相手を困らせてしまう事もありますが、その人の一生懸命さや素直さ、裏表のなさや正直さなど、ピュアな人柄を感じ取ることができるので、イメージに反して好かれている傾向があります。

 

感情の出し方はどうであれ、ピュアであることは人から好かれる大きな要因です。

 

自分の弱さを見せない人には警戒する

「いい人でありたい」「自分の弱さは見せられない」と思うあまり、自分の感情を隠して過剰に守りに入る人がいますが、そのような人に対して私たちは警戒心を抱きます。なぜなら人は元々、感情を閉ざす人間に対して、警戒するように出来ているからです。

 

誰でも自分の全てをさらけ出す事は出来ませんが、過剰に守ろうとすると、かえって自分を不利な状況にしてしまうことにも繋がります。

 

変に自分を守ろうという事に必死にならない人は、感情的であっても許せてしまうし、好かれていくものです。

 

 

感情を出した後のフォローができている

 

感情を出しても好かれる理由として、「フォロー力がある」というのも理由の一つです。

 

感情的になって怒ったとしても、大事なのはその後で、「さっきはごめん」といったように素直に謝れるかどうかです。これが言えるか言えないかで、好かれる人・嫌われる人の分かれ道となります。

 

子供の時には素直に謝れたことでも、「大人になると謝れなくなった」という事があると思います。これは意地や見栄、立場、属性、人間関係の経緯など、様々な事情が複雑に交差しているからです。

 

しかし感情を出しても好かれる人というのは、事情は関係なく「自分が悪い」という部分には、素直に謝る事ができます。このようなフォローがしっかりできているからこそ、後味の悪さも残さずまた良好な関係を築くことができるのです。

 

自分の感情を的確に伝えられる

 

人は相手の様子から、「今はこういう状態なんだな」という事を知ることができますが、「どうしてそのようになったか」というのは、様子を見ただけではわかりません。

 

私たちは何かしらの感情が湧いた時、心のどこかでは「どうして今こういう状態なのか、という事を受け止めてもらいたい」と思っています。しかし多くの人は不機嫌な態度だけは出すものの、その真意をださないため、自分にも相手にも不快感だけを残します。

 

感情を出して好かれている人は、「自分の感情を相手が理解できるように伝える」という事が上手です。

 

真意を隠して不機嫌になったり、自分の怒りや不満を直球でぶつけるのではなく、「なぜ今自分は、このような感情状態なのか」という事を、相手が納得するだけの情報を持って、理解してもらうことができるのです。

 


 

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