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状況に応じたコミュニケーションの方法

 

相手の顔色ばかりを気にしていて、自分の気持ちに正直なコミュニケーションができないという人が多いです。

 

雰囲気を悪くせず、また角を立てることなく、誘いを断りたい時にはちゃんと断ったり、納得できない時にはその気持をきちんと伝える事ができる、というような状況に応じたコミュニケーションを取るにはどうしたらよいのでしょうか。

 

 

相手の考えに納得ができないとき

 

職場の上司や親、友人などの考えに、どうしても納得ができないという場合があります。このような時、直球に「納得できない」というと角が立ってしまいます。

 

納得できないというのは、その根拠がわからなかったり、不明な点があったりするのですから、それらについて教えてもらうという姿勢で言うと、相手も穏便になるでしょう。

 

自分がその考えに賛成か反対かというよりも、「もしも○○だったら」という場面を想定して、相手に付き合ってもらうという姿勢は、波風を立てることなく相手にも良い印象を与える事があります。

 

話が通じない、噛みあわないと感じたとき

話をしていて「この人、話通じないな」とか「話がかみ合わない」と感じる時があると思います。その場合は、相手に「なんでわからないんだ!」と責め立てるのではなく、全部自分のせいにしましょう。

 

これはコミュニケーションを自在に操る為の基本であり、自分の領域の中だけで話をするという事なので、「その原因を作ったのは自分」という姿勢で修正する限り、問題は起こりません。

 

相手に対する批判が、全くない話し方をしている限り、相手は防衛や抵抗をしたりすることなく、軌道修正に協力してくれます。

 

上手な「ノー」の言い方(断り方)

 

毎日の生活の中では、様々な場面において「ノー」を言わなければならないことがあると思います。しかし「ノー」というのは相手に拒絶感を与えます。

 

なぜなら「ノーを言われる側」は、自分の期待が裏切られることだからです。場合によっては「自分という存在が拒絶された」と感じる事もあるでしょう。

 

「ノー」と言わざるを得ない場合、「相手に拒絶感を与えない」「相手のプライドを傷つけないようにする」という事を意識することがポイントです。この2つを疎かにして、相手の言い分に対して直接「ノー」と言ってしまうと、後でとんでもない事態を招いてしまう事もあります。

 

具体的にどうすればよいのかというと、例えば「一緒に遊びたくない」場合、「本当は遊びたいけれど、都合が悪くて遊べない」というように、言い方を変えると良いのです。

 

相手と良好なコミュニケーションを築いていくには、相手の領域に踏み込まず、自分の領域内で解決をするのが重要です。相手に断りをする場合も、極力リスクを減らし安全に断る事が大前提となります。

 

頼まれると断れない人

頼まれごとをされると、断れずに何でも引き受けてしまい、結局自分の首を絞めてしまうという、断る事が苦手な人というのはいます。

 

そのような人は根が優しかったり、自分がどう思われるかが気になったりと、性格が左右している事もあります。

 

しかし結果として自分の首を絞めてしまい、ストレスを溜めこんでしまうのは間違いです。引き受けても「自分の首を締めない」という方法を考えていくと楽になります。

 

 

相手から断られるのが怖い

 

誘ったのに断られたら、誰でも悲しい気持ちになります。このような経験が続くと、自然と自信も失っていきます。

 

しかし誘いを断るというのは、完全に相手の領域の中での話です。用事があるのか、面倒くさいのか、疲れているのかなど、それは相手にしか分からない事です。

 

相手は何らかの理由があって断るのであり、それが全て「自分が否定された」という意味には結び付きません。

 

本当は気が進まないのに、当り障りのない断り方をするという人も見ていれば分かりますが、そのような場合でも落ち込む必要はありません。「自分だってそのような時がある」くらいでいれば良いのです。

 

相手との距離が縮められない

 

職場や学校などで、もう少し親しくなりたいと思う人がいるのに、何を聞いても冷たく事務的返されるといった経験はありませんか。

 

このようなタイプの人は、何らかの事情によって警戒心が強い、あるいは発達障害などがあって、情緒を出すのが苦手なのかもしれません。

 

警戒心が強い人であれば、同じ時間を共有していくうちに、少しずつ関係が良くなっていく事もあり得ますが、後者の場合には、どれだけ時間が経過しても事態は変わらないでしょう。

 

自分がどれだけ親しい関係を作りたいといっても、相手の考え方や事情もありますから、そこに押し付けがあってはいけません。

 

人間の関係性は、どう頑張っても距離が縮まらないことも多々ありますが、そこにいちいち落ちこまず、相手との適度な距離感を見つける、あるいは作るのもコミュニケーションの一つです。

 

相手を怒らせてしまったとき

 

何らかの原因で相手を怒らせてしまったという場合、相手は機嫌を損ねており、口もきいてくれないという状態であると思います。

 

そんな時には、まず徹底的に謝罪をしましょう。たとえなぜ相手が怒っているのかが分からなくても、また全く身に覚えのない完全な誤解だったとしても、結果的に不快にさせたという事実はあるのですから、お詫びはするべきです。

 

謝る場合は時間の経過は厳禁です。すぐに誠心誠意、お詫びに行くのが望ましいです。

 

謝罪したからといって、相手がすぐ許すかどうかは分かりません。いつ許すかというのは、相手の領域内の事だからです。謝罪をしに行って「許してください」というのは、相手を更に怒らせる原因にもなりかねないので、言わない方が良いです。

 

 

褒められるのが苦手

 

褒められると嬉しい気持ちにはなるけれど、「どう返していいかわからず困る」という人は多いのではないでしょうか。このような反応は自己肯定感の低い人に多く見られ、褒めてもらっても肯定する事は「おこがましい」というような感覚があるようです。

 

褒めてくれた時に「私なんて・・・」という言うのは、一見すると謙遜しているようにも見えますが、相手からすると「褒めた自分が否定された」と感じてしまう事もあります。「褒めてくれる」というのも、コミュニケーションの一つでもあるのですから、自己肯定感はどうであれ素直に受け取り、お礼をすることが相手への謝意になります。

 

話すタイミングを見極める

 

話をするという事は相手ありきの事ですから、自分の話すタイミングだけを判断して行動をすると失敗します。

 

相手にとって良くないタイミングで話しかけていると、相手はうわの空であったり、何だかイライラしているという事があります。また相手のそんな態度を見ていると、自分もイライラしてきますよね。これではコミュニケーションの失敗です。

 

コミュニケーションでの大事な事は、まずは相手の状態を観察する事です。忙しいのか疲れているのか、休憩中なのか余裕がありそうかなど相手の様子を伺い、話を聴いてもらえるかどうかを見極めなければいけません。

 

特に自分も深刻な話をしたいという時であれば、余計慎重になるべきです。

 

様子を観察しても分からない時には、「話を聴いてもらいたいんだけど時間作れる?」などと尋ねるのが良いです。そこで相手の状態も知ることができますし、話すタイミングを相手に選んでもらう事にもなるので、「話すタイミングがわからない」というこちらの気持ちもカバーしてもらう事になります。

 


 

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