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何でも話してもらえる聴き上手になりたい!

 

相手と良い関係を築くためにも、「聴き上手になりたい」と思いっている人は多いと思います。ですから色々な本を読んで勉強をしているという方もいますが、多くの場合において上手くいっていません。なぜなら「聴く力」というスキルのレベルアップという意識で考えてしまっているからです。

 

話すという事は、基本的には自分をさらけ出すという自己開示です。自分のことをさらけ出すという事は、それだけ生身の自分を出すので「傷つくリスク」が生じます。ですから本当に安心できる環境(相手)でしか、のびのびと話せません。実際、多くの人は「これはここまでにしておこう」などと、自分でセーブしながら話しています。

 

つまり「聴く力」の最も重要な要素は、「安全の提供」となるのです。そしてさらに聴き上手を高めていく為には、「疲れない話の聴き方」、「コミュニケーションの目的をハッキリとさせること」も必要となります。

 

ここでのこの3つの事に関して、解説していきます。

 

 

相手のありのままを尊重すると相手は安心する

 

聴き上手の人というのは、何を話しても受け入れてくれそうな人、自分のありのままを話しても、安全が脅かされないと感じられる人です。

 

まだ大した話もしていないのに大げさに「わかる、わかる!」などと言ったり、矢継ぎ早に質問したり、さっさと話しをまとめたりという行為は、単なる聴き手のペースであり、相手の事を思っていない証拠です。

 

話し手が自分のペースで話せることも「安全の保障」となるのです。

 

人の話を聞いている時は自分の思考で頭がいっぱい

通常、人の話を聞いている時というのは、相手の話に100%意識を向けて聞いているという事は無く、「話長いなぁ」「何を言いたいのか分からない」「お腹すいたなぁ」「自分も似たような経験をしたことがあるな」など、実に様々な事を考えながら相手の話も聴いています。

 

むしろ自分の思考の雑音の方が大きくて、相手がいっている事はほとんど聞こえていないという事の方が多いのではないでしょうか。相手の話を「話」として聴こうとすると、どうしてもそこに反応して、様々な思考が浮かんできてしまいます。そしてつい何かを言いたくなったりもします。

 

聴き上手になるコツ

聞き上手になる為のコツは、話を聞いている時に浮かぶ何らかの思考達を、「脇に置いておこう」という感覚で捉えて、再び相手に集中してみることです。これによって話を聴くという感じから「相手を聴く」という感じに変わっていき、話の節を折るような事はしなくなります。これは上手に聴く上での原則となります。

 

またこの状態になると、相手は安全を感じる事ができ、「よく聴いてもらっている」という感覚を持つことができます。

 

 

暗い話は暗く聴かなければいけないの?

一般に「暗い話は暗く聴かなければいけない」という思い込みがあると思います。確かに相手が深刻な話をしている時に、ゲラゲラと笑ったりするのは不謹慎です。でもだからといって「暗い話には暗く、重い話には重く」と、同じようにする必要はありません。

 

暗くて重い話をしようとする話し手側は、「こんな話をして、引かれてしまったらどうしよう」などという事を、気にしながら話を打ち明けていきます。その時に聴き手が暗い顔をしていれば、「あぁ・・・やっぱり」などと思い、話したことを後悔したり、「無かったことにしたい」という気持ちになることがあります。

 

相手の話に同情したり、同じように暗い気持ちになったりするのは、思考がいちいち反応してしまっているからです。でも聴き上手というのはどんな内容であったとしても、聴き方の原則は先ほどお伝えした「思考が沸き起こってきたら、脇に置いて目の前の相手に集中し直す」という事の繰り返しです。

 

相手のありのままを聴くと、自分も疲れない

よく人の話を聞いていると「疲れる」という人がいます。

 

「自分の思考を脇に置きながら聴く」聴き方は、話し手から見た時の「聴き上手」であると同時に、自分にとっても最も疲れない聴き方になります。人の話を聴いて疲れてしまうのは、実は自分の思考のためなのです。

 

例えば「なんてつまらない話なんだろう」と思いながら聴いていると、そのネガティブな思考に疲れてしまうのです。何も考えずに相手の話「だけ」を聴くことが最も疲れない聴き方なのです。

 

コミュニケーションの目的をハッキリとさせる

 

人は「この人は何でこんなことを聞くのだろう」とか「私の事を詮索しているのではないか」などと、不審に思うと話しにくくなってしまいます。つまり目的が見えない会話は、人を不安にさせるのです。

 

ですので安心して話をしてもらう為には、「聴くことで少しでも楽になるのなら何でも話してね」というように、目的を明確にさせることが大事です。

 

目的をハッキリとさせることの良い点は、相手が安心して話せるという事だけではなく、「話すか・話さないか」を選ぶこともできるという事です。

 


 

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