スポンサーリンク

話さなくてもいい、相手を意識する、領域を大事にする!

 

「会話中に話が途切れて沈黙してしまう」という経験を誰でも一度はしたことがあると思います。親しい人との会話であっても、沈黙するとやはり気まずかったりしますよね。これが初めて会った人となら、余計に気まずくなります。

 

ですからこのような「沈黙」をしないためにも、「話す力」を身に付けたいという方は多くいます。また沈黙がイヤという人達は、「自分のコミュニケーション力が低いと思われるから」「つまらない人間だと思われるから」というような内々の理由も持っています。

 

しかし言葉というのは、沈黙を埋めるための道具ではありません。あくまでも何かを伝えるための手段なんです。

 

ここでは「沈黙に強い事」、「相手の存在を意識する事」、「自分の領域の中で話す」という3つのテーマに沿って、「話す力」の身に付け方を解説していきます。

 

 

沈黙に強い方がコミュニケーション力がある

 

「沈黙=恐怖」な人は、とにかくたくさん話そうとしますがそれは逆効果です。

 

適切なコミュニケーションというのは、「今、自分は何のためにコミュニケーションをしているのだろうか」という目的意識があるかどうかです。特に目的意識がなければ、沈黙していることが適切である場合も多いのです。

 

そんな時に単に沈黙を言葉で埋めても、コミュニケーション力が高いと思われるどころか、相手からは「つまらない事ばかりうるさく話し続ける人」と思われたり、「余計な詮索をする人」という風に見られ、かえってマイナスイメージを与えてしまいます。

 

「話す力」の基本としては、沈黙を怖がらない事。沈黙になっても落ち着いていられるようになる事です。

 

沈黙してもリラックスしていることが大事

沈黙していても大事なのは「リラックスした沈黙」であることです。

 

会話中に「どうしよう沈黙になってしまった。何か話さなきゃ・・・」などと焦っていると、それが相手にも伝わり負担をかけてしまいます。その時に感じるのが「重い」「気まずい」といった空気感です。

 

一方で沈黙に強ければ、沈黙の状況でもゆとりを持っていることができます。またそのゆとりは「良い雰囲気」として、相手に伝わっていくのです。

 

沈黙は自分だけの責任じゃない

そもそも沈黙が生じるのは自分だけの責任ではありません。それは相手もいる事だからです。また相手が沈黙をどう思っているのかも、本当のところは分かりません。相手は「ただ静かにしていたいだけ」と思っているかもしれません。

 

コミュニケーションはやり取りなのですから、「沈黙が怖い」というこちらの感情を、一方的に押し付けるようでは、良いコミュニケーションにはなりません。

 

 

コミュニケーションには常に相手がいるということ

 

コミュニケーションにおいて重要な点は、「相手という存在」がいるという事です。

 

沈黙した時に慌てて何かの話題を話そうとしますが、その時にはすでに相手の事など考えていません。頭にあるのは「沈黙を何とかしたい」という事だけです。でもコミュニケーションというのは相手ありきの事なのです。

 

上手く話せるかではなく相手にしっかりと伝わるかを意識する

上手く話せないと悩んでいる多くの人達は、「自分は上手く話せるか」という事に焦点をおいていますが、それではいつまでも上手く話す事は出来ません。

 

コミュニケーションとは相手ありきなわけですから、「自分は〜」という思考は、自分自身の世界に入ってしまうだけです。

 

ですから「相手にしっかりと伝えられるか」と意識をする事のほうが大事です。これは「相手の為に主体的に取り組む」という姿勢に変わり、最も上手くいきやすくなるからです。これはあらゆるコミュニケーションについて言えるコツです。

 

コミュニケーションはスキルよりもやり取りが大事

コミュニケーションが苦手だという人ほど、スキルやテクニックを求めていきがちです。しかしいくらスキルやテクニックを習得したとしても、その姿勢が表面的なものに過ぎないというのであれば、一気に信頼は失われます。

 

相手から信頼を得る為には、やり取りの中で「誠実な姿勢」を示す事です。例えそれが緊張で上手にできないにしても、誠意をもってしっかりと示していく事が重要となります。

 

自分の領域の中だけで話していく

 

私たちは持って生まれたもの、育った環境、今までに体験してきたこと、今日の体調や機嫌など、それぞれに様々な事情を抱えています。これらの事情に基づいて、本人にしか分からない「領域」をそれぞれが持っています。そして私たちが何かを考えたり感じたりするのは、その領域の中でのことです。

 

ですから自分の事について、勝手に決めつけられたりすると、頭にきたりするのは、自分の領域にズカズカと侵入されたという「領域侵害」に対する反応としては、当たり前の感じ方です。

 

この「領域」という概念は、コミュニケーションにおいて、とても大切です。この部分をしっかりと持っていないと、自分が傷ついたり、相手を傷つけたりという事になります。

 

「自分の領域」の中だけで話すとトラブルは起こらない

「自分の領域」の中で話すには「私は」を主語にして、自分の事情や気持ちを話していきます。これで相手の領域に踏み込んで嫌な思いをさせたり、思わぬトラブルに発展するようなことは避けられます。

 

例えば「ゴミを投げてきてくれないの?」みたいに言われると、「責められている」と感じて良い気分にはなりませんが、「私は今余裕がないから、ゴミ投げに行ってもらえる?」という言い方になれば、相手を責めているような要素は全く無いので、不快な気持ちにはならないでしょう。

 

このように「自分の領域」で話す事は、「相手の領域」を侵害しないため、相手の警戒を解く事ができますが、あまりにも「私は」「私は」と乱用すると、逆にウザがられる可能性もあります。

 


 

スポンサーリンク