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PTSD-心的外傷後ストレス障害は回復できる!

 

PTSD(Post Traumatic Stress Disorder)-心的外傷後ストレス障害は、日本ではオウム真理教による地下鉄サリン事件や阪神淡路大震災によって、被害に遭った多くの人達が精神的な苦痛を訴えた事から注目されるようになった症状です。

 

PTSDはアメリカでベトナム戦争後に帰国したアメリカ人兵士達が、心の不調から正常な社会生活を送れないでいる事が大きな社会問題となり、その事がキッカケで研究されはじめました。

 

 

PTSDはどんな事がキッカケで発症する?

 

PTSD-心的外傷後ストレス障害は、死んだり重傷を負うような出来事を自身が体験したり、またそれらを間近で目撃したりすることで、強い恐怖や無力感、戦慄を感じる事など、とても強いストレスを受ける事で起こります。このような体験はトラウマとして心を傷つけ、後々まで心に悪い影響を与えると言われています。

 

PTSDを引き起こす具体的な例

●戦争や自然災害 
●誘拐や監禁、拷問、強盗、窃盗、傷害事件、強迫などの犯罪被害 
●家庭内暴力や幼児虐待 
●レイプや強制わいせつ、セクハラなどの性的被害

 

これらはごく一部の例であり、人によってトラウマとなる可能性は様々にあります。また被害の重さと症状の重さは比例するわけではなく、セクハラに遭った人がレイプに遭った人よりもひどい症状になる事もあります。

 

PTSD-心的外傷後ストレス障害は、常に前向きな人、いつも明るくハツラツとしているように見える人、悩みや弱さを自分一人で克服してきたような人がなりやすい傾向にあるとされています。

 

PTSDの主な症状

 

PTSDの症状は、その出来事を繰り返し思い出して苦痛を覚えたり、繰り返しその時の夢を見たりします。また辛い出来事を再体験するように感じたり、そのように行動したりすることもあります。

 

心理的には自分が自分でないような感じ(離人感)、孤立感、感情の挟まり(失感情)、未来が短縮したような感覚などを感じるようになります。

 

主な精神的な症状として、睡眠障害や理由のない怒り、イライラ、集中力の低下、過度の警戒心などの症状、不意に恐ろしかった出来事がよみがえるフラッシュバックなどの不安定な精神状態に陥ります。

 

また理由もなく突然に、動悸や冷や汗、めまいなどの身体的症状の「パニック障害」をひき起こす事もあります。パニック障害は、いつ何時現れるかわからず、その事でまた精神の不安定さが、悪化していくという悪循環に陥りやすいです。

 

PTSDは90%以上で回復する

 

PTSDの治療には、EMDR(Eye Movement Desensitization and Reprocessing)という治療者が目の前で左右に動かす指を目で追跡しながら、「トラウマとなった出来事を思い浮かべる」という事を、繰り返す治療法がとても有効とされています。

 

また各種セラピーや行動療法、催眠療法などによって、PTSDから9割近くが立ち直り回復するとされています。

 

 

 


 

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